無線をやるにあたり基本的な計測器のひとつ…と自分では思っているSWR計を買った。とりあえずはV・UHF帯とデジタル簡易無線に対応してればいいやということでダイヤモンドのSX-400である。自宅で無線を運用するとなればインターフェアの根絶のためSWRを下げるのは必須。それ以外にもリグのパワーがちゃんと出ているかとか1台あって損のないものであることは言うまでもない。とはいえ電源が要らない(メーター照明のため供給はできる)ことをすっかり忘れていたりするのだが。
とりあえずせっかくなのでデジタル簡易無線機とアンテナのSWRを測ってみた。測定最小電力が4wなのでIC-DPR6に今うちにある3本のホイップアンテナをマグネット基台に付けて、SX-400を挟み込んで測定した結果が以下の通り。
・IC-DPR6付属アンテナ(FA-S06U)…3.3
・アイコムFA-S05U(ショートアンテナ。IC-DPR5付属)…1.5
・ダイヤモンドSRH350DH…1.05
この見事な傾向!無論SWRが「ひとつの指標」に過ぎないことは承知でも付属アンテナのヒドさと350DHの優秀さ、そしてFA-S05Uの好成績。ここまではっきり見えてくるとは思わなかった。こういうところも面白さのひとつかもね。
【余談】SWRは測れないまでも、進行波がどれぐらい出ているかDPR6(5w/1w)とDPR3(1w/0.5w/0.2w)の全パターンで測定した結果、やはり上記の3本での結果どおりであった。DPR3/0.2wの場合付属アンテナ(DPR6と同じ)だともう針が触れるか触れないかまで低下してて…。