4389BNNOZE/電波趣味

デムパじゃなくて電波な趣味の備忘録。おおさかK89/JP3OZE

【過去ネタ】夢のリグがやってきた

FT-818ND

【2018/07/29文章作成】

 ICB-770でCBを始め、FT-690でアマチュア無線の世界に入ったので「ポータブル機」にはなんとなくいい思い入れがある。だから無線趣味に復帰してFT-817の存在を知ったときは「この小ささでHFから430まで!こんな夢のようなリグがあるのか!」と思ったものだ。そして今年、FT-818がキープコンセプトというかマイナーチェンジで登場し、最初は「このご時世にこれかよ」という感じで受け止めていたが、時が経つにつれ、また国内海外の「817でどう遊んでやろうか」というソフト・ハード両面の広がりを見るに「これはこれで・これだからアリなのかも」という気持ちに傾いてきていた。
 そして先日の関ハム、出展していたよく知る販売店で価格を聞いた途端気絶。気がついたらお持ち帰りしていた次第である…というのははっきり言って嘘で、最初からある基準金額以下の値段付けなら買ってしまおうと貯金をおろして持って行っていたらそれを上回る割引に即決!というのが実際のところ。かくして「夢のリグ」がやってきたという次第。しかしこのソフトケースに収納しキャリングベルトをつけた姿!まさにコレですよ!

 まだ触りはじめて間もないので細かいところまではわかっていないが、確かにこの小さな筐体に機能がぎっしり詰め込まれていて数少ないボタンやダイヤルを幾重にも駆使するところとか、決して多くないディスプレイの情報量で必要な情報をどう表すかなど今の基準で見れば「イケてない」ところも多々あるが、それでもプリミティブな機能は網羅し、817が広げた世界の様々な「資産」を引き継いでいけるところにその価値があるのかなぁなんて思っている。817の愛好者たちが「仕方ないなぁ、まだまだ自分たちが面倒見てやるぜ!」とかもうひと頑張りしてくれると楽しいだろうな。

しかし、「FT-817マニアになる本」の改訂新版って今年初頭に出たはずよね?もう半年待ってれば「FT817/818マニアになる本」として出せただろうになんとタイミングの悪い…。