4389BNNOZE/電波趣味

デムパじゃなくて電波な趣味の備忘録。おおさかK89/JP3OZE

3と6

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 デジタル簡易無線はフリーライセンスラジオとしての運用と同時に、本来の(?)レジャーの用途にも使うため最初から2台買うつもりだった。そこで最初の1台は特に悩むことなくIC-DPR6にしたのだが、もう1台をどうするかについては予算のことやまた興味もあって同じではなくDPR3にした。んで実際のとこ、なぜか5w機であるDPR6よりもDPR3のほうがなんとなく気に入っている。スキャン機能があったり0.5w/0.2w運用が出来るのも魅力だし、何よりヘッドフォン/マイク端子がDPR6のような特殊形状でないのがいい。

 しかしデジタル簡易無線でいえば、このアイコムのみならず各社ともにレジャー用とは言いつつもアマチュア機風でもなく特小風でもなく、どちらかというとそれぞれ自社の業務用無線機に近いラインの武骨なデザインのものばかりなのは何故なんだろう。モノによっちゃあそんな業務機の筐体や主要パーツそのまま流用だったりとか、いまひとつ「どう扱おうか様子見している」ようにも見えてくる。

 そういえばDPR3は調べてみると同社のD-STARハンディ機とバッテリーが同じなのね。

CQ Ham Radioを買う

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 電波趣味への興味が戻ってくるタイミングで本屋で見かけ、そのスリム化()と価格の上昇に時代を感じながらも買ってみたら、紙面の構成や内容・果ては広告に至るまで昔と変わっておらずまるでタイムカプセルを見ているような気分になった、というのが第一印象。その後ゆっくりと読み進むとやはり時代にあわせいろいろ変わってきている…というか様々な聞いたことのないテクノロジーやフィーチャーが見られて興味深く今月も買ってしまった。

 幸いにもというか初心者に優しい特集が続いていたので、今浦島野郎がざっと俯瞰的にこの世界の「現在」を眺めるにはぴったりであった。大して役に立たないポータルサイトや狭い分野に深すぎて全体を見るには相応でない個人サイトよりもやはり老舗雑誌であったということか。昔と変わらぬタイトルの赤いオビはある意味「安心のサイン」であるのかも知れないなあと思ったりもする。

 それにしても全体的に活字が大きくなっているなぁ。これもやはりアレ対策か…。

バッド・ロケーション

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 Windows10に付いてた"3D Builder"でさくっと我が家周辺の概念図を作ってみた。赤いのが我が家である。

 築60年になんなんとする木造平屋の我が家、ご覧のとおり見事なまでに2階建て以上の住宅に囲まれており、唯一北~北北西にのみ「開けて」いる。こんな有様だから自宅からのQRVはおろか受信用のアンテナさえ満足に設置できない。ということでいきおい移動運用主体にならざるを得ないのだ。

アンテナがモノを言う

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 今期の道の駅スタンプラリーを始めてから車で出かけることが多くなった。そんな中今日もその一環に無線機を連れ出した。

 アンテナは昨日届いたダイヤモンドSRH350DH。1/2λの長さが頼もしい。これまで何回かの運用でも送信出力よりアンテナをなんとかしたいなあと思わされていたのでユーザーに定評あるこれを買ったのだが、早速効果を発揮。今回はずっとDPR3/1w運用だったが不足に思うことはなかった。

 ただこれだけ細長くてふにょんふにょんだと誤って曲げてしまわぬよう取り扱いには注意せねば。

 

【LOG】※敬称略

20161120 1316 ヒョウゴTF246/猪名川町大野山 M5 ←道の駅吉野路大塔 DCR24ch秘話

20161120 1408 てんりMH784/天理市 M5 ←五條市吉野川畔 DCR17ch秘話

20161120 1451 ミエVB109/青山高原 M5 ←御所市高天 DCR16ch秘話

20161120 1619 オオサカBY39/生駒山上 M5 ←道の駅ふたかみパーク當麻 DCR13ch秘話

 

 あと御所市高天から特小奈良町レピーター(L17-09)にアクセスが可能であった(交信は不成立)。距離はだいたい30km程であろうか。

にっぽんばしへ

 久しぶりに工作材料を買うため日本橋に行ってきた。難波から歩いて南下したのだが、なんともよくわからない雰囲気がそこにあった。かつての「勢い」みたいなものは既に無いのだが、賑わっているのか廃れているのかどっちともつかない感じがする。人通りはそれなりにあり盛業中の店もあるにはあるのだが、それらはジャンルもバラバラかつ地域も集中せずで、いわゆる「日本橋という地域」を面として構成するにはあまりにも粗い点しかないような気がするのだ。

 しかし建物がそのままで中身の入れ替わっている店の多いこと。これが「違和感」を醸し出しているのかも知れない。上新・ニノミヤ・ソフマップなど、かつて隆盛を極めた多くの「抜け殻」が今でもあちこちにあり、別の店舗によって使われたり使われなかったり。そういえば新築された建物って少ないような。そんな中でも旧来の姿を一番とどめているように思えるのが無線関係のお店だというのはなんともアレなものがある。

 そして買い物をしたのがおなじみのこちら。店構えも中身も変わっていないのがホッとする。

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特定小電力!

市街地 約100m~300m

見通しの良い場所 約1~2km

郊外 約500m~2km

  総じてこのような目安で通信範囲とされている特定小電力トランシーバー。しかしロケーションや気象条件など様々な要因でこれをはるかに上回る距離での交信をされている方々がいて、出力10mW・アンテナ交換不可というかつてのCBより厳しい状況を逆手にとって楽しんでしまうのは何とも面白い。それにレピーターの設置が容易で有志がフリーライセンスラジオ用に設置・開放してくれているのもなかなかいいな、と思う。

 ということで仕事の前にそんなレピーターの1つである奈良町レピーター経由でCQを出してみたところ、本レピーター設置者でもあるならAI46局から応答いただいた。

【LOG】

 11/15 1118 ならAI46 L17-09奈良町レピーター経由 M5/M5

河川敷でQRV

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 復帰後初のお手軽移動運用に出てみた。場所は大和側の河川敷。柏原市役所の前あたり。

 DCR・特小ともにしばしワッチしてみる。DCRでは数チャンネル使用者があるが比較的静か。特小はほぼ何もかすらない。

 その後何度かDCRでCQを出すうちに交信が成立。都合3局と交信できた。しかしブランクが長すぎるのとDCRではどういった情報をやり取りすればいいのかまだあまり把握できておらずしばしばまごついたが、相手の局長さんも丁寧に応じてくれてラグチューを楽しむことができた。

★LOG(いずれもDCR14ch秘話)

1311 オオサカMD213/槇尾山グリーンランド展望台 M5/M5

1320 わかやまSR223/和泉葛城山 M5/M5

1334 オオサカK163/鶴見新山 M5/M5

 

 その後特小でレピーターへのアクセスを試すが一番近い河内長野レピーターにはアクセスできなかったものの、なんと大阪淀川レピーターにかろうじてではあるがアクセスできた。座り位置(地上高)やアンテナ方向をちょっと変えただけで全くつながらなくなるシビアな状況だったので、おそらくは大和川の川筋から回り込むスイートスポットが存在するのだろうと思う。願わくば一度は交信を成立させてみたいものだ。